たのしいブーイング |
( ゚ 3゚) 大分ブーイングもマスターしたみたいだな。
( ゚Д゚) おうよ、俺らは12番目の選手だからな。しっかり声出さなきゃな。
( ゚ 3゚) お、おう。心なしか言葉遣いも顔つきも変わってきたな。
( ゚Д゚) そうか?
( ゚ 3゚) じゃあ次はブーイングの上級編。指笛だ。
( ゚Д゚) 指笛っつーとあのピュイー、ピュイーだな。あれやってみたかったけど、難しそうだな。
( ゚ 3゚) 練習してみると意外と簡単にできるから大丈夫!
( ゚Д゚) よし、教えろ。
( ゚ 3゚) ……ちょっとガラ悪すぎじゃないか? まあいいや。俺の経験上一番簡単なのは、両手の人差し指と中指をくわえる方法。
( ゚Д゚) むぐ。
( ゚ 3゚) 口の中では舌を上に向けて、4本の指を舌先につける。
( ゚Д゚) ぐ、おえっ、むぐぐ。
( ゚ 3゚) そのまま口を閉じて、2本の中指の間にだけわずかに隙間を作る。
( ゚Д゚) うー。
( ゚ 3゚) あとは隙間に向かって強めに息を吐く!
( ゚Д゚) ひゅるるるー……。
( ゚ 3゚) まあ最初から鳴るはずもないから。
( ゚Д゚) この野郎、しっかり教えろ! ブーッ!
( ゚ 3゚) お前、人が変わりすぎだ。
( ゚Д゚) ひゅるるー。ひゅるるー。
( ゚ 3゚) 空気の音が高くなってきたらいい感じ。あとは微妙に指の角度や舌の位置を調整するべし。
( ゚Д゚) ピィひゅーるる。おっ!
( ゚ 3゚) よしよし。もう大丈夫そうだな。じゃあ次。
( ゚Д゚) え、もう次か。
( ゚ 3゚) ここで延々と「ピーひゅるる」「ぷひゅー」なんていう文字列を並べるわけにはいかんからな。
( ゚Д゚) それもそうだが。