たのしいブーイング

( ゚ 3゚) ブーイングは相手に「うおっ、めっちゃサポーター怒ってるよー威圧されてるよー怖いよーママンママン!」というくらいの迫力が必要なんだ。

( ´∀`) どうやって?

( ゚ 3゚) 低い音ででうなるような声を出すことかな。ブーッ!

( ´∀`) ブッ! ブッ!

( ゚ 3゚) 屁でもこいてんのか。短く切りすぎだ。ちょっとは伸ばしたほうがいいよ。

( ´∀`) ブーーッ!

( ゚ 3゚) OK! そしたら親指は下に向けて「NO GOOD!」のポーズにすべし。

( ´∀`) こう? ブーッ! あ! 向こうの選手がボール持った! ブーッ! ブーッ!

( ゚ 3゚) 待てドアホ! ボール持っただけでブーイングはやりすぎだ。もっと効果的に使わないと!

( ´∀`) なあに、いつでもブーイングしていいってわけじゃないの?

( ゚ 3゚) そりゃそうだ。よくブーイングが起こるのは、相手がマリノス陣内に入ってきてゴールを狙っているとき、リードしている相手チームのGKがなかなかボールを蹴らなかったり、交代する選手が時間稼ぎのためにゆっくり歩いてピッチの外に出ようとするとき。そんなときは遠慮なくブーイングだ。

( ´∀`) ブーッ! ブーッ!

( ゚ 3゚) それからCKや失点の可能性のある場所でのFKを敵が蹴るときもね。達也コールが終わったらブーイングだ!

( ´∀`) ブブブのブーッ!

( ゚ 3゚) 話聞いてるか? あとは状況に応じて使おう。実際にあった面白い場面だと、アウェイでのジェフ市原戦のとき、選手紹介時に我らが上野良治の名前を「上野よりはる」とアナウンスされたときはブーイングが起こったぞ。

( ´∀`) よりはるブーッ! 楽しい楽しい! ブーイング最高☆ ブーッブーッ!

( ゚ 3゚) おっと、だけど注意! むやみやたらとブーイングしたり、タイミングを間違えたブーイングはすごく不愉快なものに聞こえる。何でもかんでもブーじゃなくて、ここぞ! っていうときにブーッ! だね。

( ´∀`) 了解! ブーッ! ……って試合終わっちゃったじゃん! 負けちゃったよ……。

( ゚ 3゚) しかも内容もパスミスばっかりで悪かったな。こんなときは……

( ´∀`) キャーッ☆ マツーッ! 顔上げてー♪ パシャパシャッ☆

( ゚ 3゚) このうすのろばかまぬけ! 今こそブーイングのときだろうが!

( ´∀`) えー? だってマツかっこいいんだもーん♪

( ゚ 3゚) これだからジャップは。プロは結果出してナンボ。さらに内容もダメダメな試合は、選手が挨拶に来たら思いっきりブーイングをしてやるんだよ!

( ´∀`) そんなのかわいそうじゃん! マツガンバ☆ すてきー☆

( ゚ 3゚) いいから話を聞け。選手だって甘やかされてたら成長しないよ。いいときは褒める! ダメなときは叱る! それが大事。

( ´∀`) うーん、そうなのかなぁ。マツしっかりしろー! ってこと?

( ゚ 3゚) うんうん、そんな感じだ。その「しっかりしろ」の意思表示としてブーイングは最適なわけだ。

( ´∀`) 分かった! ブーッ!

前のページ      次のページ

最初に戻る